倶楽部御台 具足開きってご存じですか?
特集
2022.01.25
皆さま鏡開きは楽しまれましたでしょうか?
Instagramの投稿と時差があって、ちょっと遅い話題になってしまうかもしれませんが…
鏡開きのルーツは具足開き(ぐそくびらき)具足祝い(ぐそくいわい)とも言い、正月11日に鎧や兜や甲冑の前に備えた具足餅、武家餅を 木槌や手などで割って食べたことから始まりました。
具足開きに刃物を使わない理由は、切って割ることで
切る=斬る
割る=悪
など切腹を連想させるため、木槌や手で「開く」と表現して、末広がりの良い意味の言葉を使いました。
本来具足開きは20日に行われていましたが、徳川家光公が慶安4年4月20日に亡くなったことで、月命日の20日を避けて11日に具足開きをするようになりました。
それだけ家光公は皆から愛されていたのですね…
小豆の赤い色が、魔除けや邪気払い、無病息災を願う色ということで、ママはぜんざいにしていただきました♡
ママも刃物を使わないように、頑張ってビニールを手でちぎりました…
不器用なママです
具足開きをしたお餅は、お雑煮やぜんざいが一般的ですが
年神様の魂がこもった具足餅は、残さずいただくことが何よりも大切かとママは思います
現代風に具足餅ピザや具足餅グラタンなどにアレンジしていただくのも良いかもしれませんね♡
御台ママ